2016年05月15日(日)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
建築イラストレーターのブログへようこそ。
建物・インテリアを絵にします。
個人「S」様よりホームページを通じ、取り壊されてしまったご実家の水彩画作成のご注文を頂きました。
その制作過程のご紹介のつづきです。
3:全体に色が置けたら、それぞれの箇所に調子を付けていきます。


4:このお宅の壁はレンガタイル貼りです。
写真を見て、おおよそ「あのメーカーの、あの辺の品番ぐらいのイメージかな・・・」と想定で描いていきます。
タイル貼りですので、塗装の壁仕上げと比べると、表現に少し根気と手間が必要ですね。


5:完成致しました。


額に入れた出力画/お礼の書面/納品書/原画をスキャンした画像データーの入ったCD
上記を梱包し、宅急便でお送り致しました。

以下、「お客様の声」です。
「S」です。
先ほど水彩画が届きました。
メールでいただいた画像よりも実際に目にしたものは本当に素敵でした。
早速実家に送るところです。
いいプレゼントになりそうです。
最初はドキドキしながら問い合わせをしたのですが、親切に対応していただきうれしかったです。
今回は本当にありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
2016年05月11日(水)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
建築イラストレーターのブログへようこそ。
建物・インテリアを絵にします。
個人「S」様よりホームページを通じ、住宅の水彩画作成のご注文を頂きました。
誠に有難うございました。

今回の案件は「S」様のご実家。
新築を機に、今までお住まいになられていたお宅を取り壊されたそうです。
新居が出来たとはいえ、長い間住み慣れた家がなくなってしまうのは寂しいものです。
少し元気がなくなった実家のお母様へのプレゼントとしてご依頼を頂きました。
その制作過程をご紹介したいと思います。
1: 水彩紙はウォーターフォード・ホワイト・細目。
ブロックタイプを使用します。

2: お写真をもとに線画を起こし、淡く色を置いていきます。
写真上、隠れていたり見えていないところは想像で描きますが、ここで少し建築的な知識が必要になってきます。

実際にはカーポート(駐車場)の屋根があり、このアングルから描くと建物の一部が隠れてしまっていました。
絵はこのカーポートの屋根を省いて描いています。
見えていないところは想像によりほぼ間違いなく再現描写ができていると思います。

(尚、線画が完成した時点で、メールにてスキャン画像をお送りし、チェックして頂きます。線画のご了解のお返事を頂いた上で、着色を開始致します。)
3:全体にほぼ色が置けました。

つづく・・・。
2016年04月24日(日)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
高齢者福祉施設。
建物の性格上、無味乾燥、硬く冷たい印象はあまり良くありません。
デザインを決めるにあたり、手描きの絵が採用され、検討が進められました。

この段階では図面内容は流動的、仕上げ材料も予算の条件などから、なかなか決定には至りません。
しかしながら設計者の意図は、早いうちからビジュアルに提案することが必要となります。
手描きのイメージパースが力を発揮する場面でしょう。

逆に最初からリアルで、精度の高いキッチリとしたパースをご要望ならば、弊社ではお手上げになってしまいます。
CG(コンピューターグラフィック)パースの描き手をご紹介致します。
ただし、コンピューターの図面データーのご準備や、仕上げ材の情報を細かくご指示いただく必要があるかもしれません。
2016年04月19日(火)
報道が気になります。
余震、まだ続くのでしょうか。
一日も早い終息と、普通が戻りますことを祈ります。

2016年04月10日(日)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
リアルにきれいに描きあげたものが建築パースとは限りません。
すばやく、タイミング良く、空間イメージを相手に伝える事は非常に有効。
打合せをしながら、その場でスケッチを描いて説明をしますと、
お施主様の目の色が変わります。
2016年03月21日(月)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
我が母校。記念の一枚、水彩スケッチ。

この春。
まさか私と同じルートをたどる事になろうとは。
嬉しすぎます。
おめでとう。
2016年03月14日(月)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
DIYリフォーム。
はやっていますね。
そんなに何でもかんでも自分たちでやってしまうと、われわれプロのデザイナーやコーディネーターの出る幕がなくなってしまうじゃないですか!
少しぐらいプロを頼って、お情けでお仕事ください。(笑)
いろいろ思いをめぐらせ、材料や家具を買い揃えるプロセスは楽しいもの。
そして苦労して出来上がった時の達成感は、また格別です。
ただ、最初に完成形をイメージしておくのはとても大事。
途中でブレてしまって、収拾が付かなくならないように。
完成イメージはどこかの雑誌の写真でもいいのですが、実際の間取りに合わせて絵にしておけばリアリティも増します。やる気も増幅されます。
「あんなふうにしたい」、「こんなふうにしたい」を絵にしておきましょう。

2016年03月07日(月)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
大阪長居のキンチョウスタジアム。
せりあがったメインスタンドの観客席の裏側。
コンクリートの構造体をあらわにしたデザイン。
小規模のスタジアムらしい建築ですが、見方によっては、かなり威圧的。
敗れ去った女子たちは、自らに課した重圧に屈してしまいました。
その涙は次のステップへ必ずつながるものと信じたいと思います。
過去にしがみついているだけでは、現状維持すら難しい。
自戒の念も込めて。
2016年02月21日(日)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
大阪市内、とある住宅地の小さなヘアーサロンさん.。
お店の水彩画を描かせて頂きました。
「確かな技術と安心感」そんな言葉がピッタリとくるお店です。
ヘアスタイリストさんの仕事と、当方のようなタイプの商業イラストやデザインの仕事も同じ。
最初は形のないもの(サービス)を売るわけです。
こちらを信頼してお金を出してくれると決めて頂いたわけですから、
それに誠心誠意、精一杯応えなければなりません。
そうすると又、次へとつながって行きます。
この絵は開店15周年の記念品です。
2016年02月15日(月)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
今日はイラストの仕事ではなく、図面の打合せで、家具工場へ。
久しぶりに立ち寄る物づくりの現場。

図面を見ながら手を動かす職人さんを見ていると
いかに図面内の一本の線が重要かを再認識します。
自分の職種は図面を描く側ですが、その図面が引き起こすあらゆる事を、常に意識しなければなりません。
その図面をもとに、どのように物が出来上がっていくかを的確にイメージしなければなりません。
材料の調達、加工、組み立て、仕上げ、そして納品・・・などなど。
パソコンの画面上で、一瞬で描ける一本の線。
でも、その一本が有るのと無いのとでは、大きな違いを生む場合があります。
自分は椅子に座っているだけで図面自体は完成しますが、
いったんその図面が流れると多くの人や物がそれを元に動く事になります。
図面内の一本の線の意味は、非常に重いのです。
2016年02月07日(日)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
和風の建物でよく見かける丸い窓。
土壁の下地の木組をあえて見せる「下地窓」。
なんとも趣があります。

今は一般住宅でも使える既製品の丸窓もたくさん出ています。
ただ、使用にあたっては、窓の開閉機能、おそうじの方法、コストなどに
注意しないといけないですが、うまく使えば、おしゃれ感のある外観デザインを楽めます。
2016年01月30日(土)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。

「新築住宅・内覧会案内状」用に作成させて頂いた水彩画イラストパース。
「明るく、暖かみのある雰囲気で・・・」というご要望でした。