2016年06月20日(月)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
建築イラストレーターのブログへようこそ。
建物・インテリアを絵にします。
パース(完成予想透視図)を作成する時、仕上げ材の表現には気を使うところです。
イメージ重視の手描きパースゆえに、それほどリアルに表現する事はありませんが、見る側に正しくイメージを把握してもらう必要はあります。
大理石を貼った仕上げ。
ひと口に大理石といってもいろいろな種類があります。
水彩絵の具と色えんぴつを使って描きわけた例です。
コンピューターで描くパースでしたら大理石の写真そのものを加工して画面に貼り付ければよいわけで、比較的簡単かもしれません。
ただ大理石のような天然の素材は貼り付けた写真とまったく同じ材料を探してくるのが一苦労。
リアルなコンピューターパースゆえに実際に使う材料が「パースとちょっと違う!」と指摘されたりしないように、注意が必要です。
その点、手描きイメージパースはもうちょっとゆる~い感じで見て頂けるかも。(笑)
2016年06月14日(火)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
住宅販売業者様のパンフレット用水彩イラスト。
フリーハンドのペン画に水彩絵の具で彩色しています。
女性好みの明るく柔らかい雰囲気で、とのご要望。
図面資料がなく、おまかせの部分が多かったので、頭の中でオリジナルの図
面を思い浮かべつつ想像力をフル活用。
外観と同じアングルで、壁を透かして描いた内部(インテリア)のイラスト。
実際の建築的にはおかしくても、イラストの「絵」としての見え方を優先し、
アレンジを施しています。
2016年06月07日(火)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
とある不動産デベロッパーさんからのご依頼。
建物を解体したあと、整備した土地の絵を描いて欲しいという。
建築パースは建物の完成後を予想して描くのが通例です。
建てる前の土地を描いて欲しいとは、めずらしいご依頼。
デベロッパーさんいわく、土地販売用の資料として、どのような整備をするか、隣地の建物とどういう関係になっているか、ひと目でよくわかるようにあらわして欲しいとの事。
現在はまだ建物が敷地いっぱいに建っており、写真の合成等では手間がかかり、うまく表現できない。
手元の資料は簡単な敷地図だけなので、現地へ取材に出向き、狭い隣地との境界に入り込んでたくさんの写真を撮りました。
写真の1枚1枚を検証し、寸法的な想定も加え、手描きにてスケッチパースを作成致しました。
2016年05月30日(月)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
水彩イラストパース作成用、樹木背景の習作。
今回は背の高い針葉樹系です。
2016年05月23日(月)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
CG(コンピューターグラフィック)パースが全盛の今、水彩画によるアート感のある手描きの表現はいかがでしょう?
希少になりつつある手描きパースは、説明的で硬いイメージになりがちなCGパースの中で、かえって目に留まるかもしれません。
リアルさや正確さよりも印象やイメージに重きを置いた表現です。
図面資料などがそろっていなくても、すばやく安価に制作することができます。
特にプロジェクトの初期段階や、設計業務や工事受注獲得のための営業用プレゼンテーションへのご利用をお勧めしております。
お気軽にお問い合わせください。
2016年05月15日(日)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
個人「S」様よりホームページを通じ、取り壊されてしまったご実家の水彩画作成のご注文を頂きました。
その制作過程のご紹介のつづきです。
3:全体に色が置けたら、それぞれの箇所に調子を付けていきます。
4:このお宅の壁はレンガタイル貼りです。
写真を見て、おおよそ「あのメーカーの、あの辺の品番ぐらいのイメージかな・・・」と想定で描いていきます。
タイル貼りですので、塗装の壁仕上げと比べると、表現に少し根気と手間が必要ですね。
5:完成致しました。
額に入れた出力画/お礼の書面/納品書/原画をスキャンした画像データーの入ったCD
上記を梱包し、宅急便でお送り致しました。
以下、「お客様の声」です。
「S」です。
先ほど水彩画が届きました。
メールでいただいた画像よりも実際に目にしたものは本当に素敵でした。
早速実家に送るところです。
いいプレゼントになりそうです。
最初はドキドキしながら問い合わせをしたのですが、親切に対応していただきうれしかったです。
今回は本当にありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
2016年05月11日(水)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
個人「S」様よりホームページを通じ、住宅の水彩画作成のご注文を頂きました。
誠に有難うございました。
今回の案件は「S」様のご実家。
新築を機に、今までお住まいになられていたお宅を取り壊されたそうです。
新居が出来たとはいえ、長い間住み慣れた家がなくなってしまうのは寂しいものです。
少し元気がなくなった実家のお母様へのプレゼントとしてご依頼を頂きました。
その制作過程をご紹介したいと思います。
1: 水彩紙はウォーターフォード・ホワイト・細目。
ブロックタイプを使用します。
2: お写真をもとに線画を起こし、淡く色を置いていきます。
写真上、隠れていたり見えていないところは想像で描きますが、ここで少し建築的な知識が必要になってきます。
実際にはカーポート(駐車場)の屋根があり、このアングルから描くと建物の一部が隠れてしまっていました。
絵はこのカーポートの屋根を省いて描いています。
見えていないところは想像によりほぼ間違いなく再現描写ができていると思います。
(尚、線画が完成した時点で、メールにてスキャン画像をお送りし、チェックして頂きます。線画のご了解のお返事を頂いた上で、着色を開始致します。)
3:全体にほぼ色が置けました。
つづく・・・。
2016年04月24日(日)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
高齢者福祉施設。
建物の性格上、無味乾燥、硬く冷たい印象はあまり良くありません。
デザインを決めるにあたり、手描きの絵が採用され、検討が進められました。
この段階では図面内容は流動的、仕上げ材料も予算の条件などから、なかなか決定には至りません。
しかしながら設計者の意図は、早いうちからビジュアルに提案することが必要となります。
手描きのイメージパースが力を発揮する場面でしょう。
逆に最初からリアルで、精度の高いキッチリとしたパースをご要望ならば、弊社ではお手上げになってしまいます。
CG(コンピューターグラフィック)パースの描き手をご紹介致します。
ただし、コンピューターの図面データーのご準備や、仕上げ材の情報を細かくご指示いただく必要があるかもしれません。
2016年04月19日(火)
報道が気になります。
余震、まだ続くのでしょうか。
一日も早い終息と、普通が戻りますことを祈ります。
2016年04月10日(日)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
リアルにきれいに描きあげたものが建築パースとは限りません。
すばやく、タイミング良く、空間イメージを相手に伝える事は非常に有効。
打合せをしながら、その場でスケッチを描いて説明をしますと、
お施主様の目の色が変わります。
2016年03月21日(月)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
我が母校。記念の一枚、水彩スケッチ。
この春。
まさか私と同じルートをたどる事になろうとは。
嬉しすぎます。
おめでとう。
2016年03月14日(月)
手描きで伝える柔らかなイメージ。
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建物・インテリアを絵にします。
DIYリフォーム。
はやっていますね。
そんなに何でもかんでも自分たちでやってしまうと、われわれプロのデザイナーやコーディネーターの出る幕がなくなってしまうじゃないですか!
少しぐらいプロを頼って、お情けでお仕事ください。(笑)
いろいろ思いをめぐらせ、材料や家具を買い揃えるプロセスは楽しいもの。
そして苦労して出来上がった時の達成感は、また格別です。
ただ、最初に完成形をイメージしておくのはとても大事。
途中でブレてしまって、収拾が付かなくならないように。
完成イメージはどこかの雑誌の写真でもいいのですが、実際の間取りに合わせて絵にしておけばリアリティも増します。やる気も増幅されます。
「あんなふうにしたい」、「こんなふうにしたい」を絵にしておきましょう。