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2012年11月03日(土)

日本パーステック協会

水彩画と建築パースなら大阪のオッシュデザイン・アトリエ部のブログ

先日、「日本パーステック協会」の設立総会に出席してきました。

手描きによる立体表現能力を認定する検定を新たに実施すると同時に、

その技能を広く一般に習得できるような教育、普及活動をしていくとの事。

たしかに最近はコンピューターまかせで、自分の頭の中で、空間や立体把握・検討をするプロセスが省かれ、その能力が衰退しつつあるのかもしれません。

設計士やデザイナーなど「ものづくり」に携わる職種では、この自分で考え、自らの手を動かして検討する行為は大切で、磨きをかけるべきである事は言うまでもないと考えます。

ただ、会の中でのお話にもあり、非常に興味深く共感したことは、そういう職種以外の広く一般の人たちにも、これらの能力を身につける事が重要だという事。

地図が読めず方向音痴、かたづけや整理が苦手でいつも資料は山積み、物事を順序だてて考えたり、ちがった切り口から考えてみる事ができないなど、私のまわりにも少なからず見受けられる人達。

その原因はこの空間や立体把握能力の欠如と密接な関係があるのかも、と思いました。

うちの子供達はどうだろう?

特別絵がうまいわけでもないし、いつも部屋はちらかっている。
いかん、いかん。 せっかくおやじがこんな仕事をしているのだから、そういう能力は伝承しておかなければならん。

そんな事を思った一日でした。

私もこの協会の会員申し込みをさせて頂こう。

日本パーステック協会

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