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2016年07月21日(木)

手で描く事の大切さ

手描きで伝える柔らかなイメージ。

建築イラストレーターのブログへようこそ。

建物・インテリアを絵にします。

駿府下絵1

駿府下絵3

最近の建築・造形系の学科では、まずはコンピューターありきで、CAD(コンピューターで図面を描くソフト)の使い方から教えるらしいですね。

そして立体を描くのもすべてコンピューター。

手描きのスケッチやパース(透視図)などを習得する講義はどんどん少なくなってきている。

当方のような「おっさん」の時代は建築系でありながら手描きパースはもとより、絵画やデッサンも結構やらされた記憶があるのですが・・・。

自分の手を動かして空間や立体を描き考える事はとても大切です。

手を動かしながら、新しい発想や発見、逆に疑問点や不明点に気が付く。

そういうプロセスの経験は、ものづくりや表現に携わるデザイナーには不可欠だと思うのです。

パソコン画面で正面から見てかっこの良い立体造形ができたと思っても、

側面や後ろに廻って見たら・・・なんじゃこりゃ!?て事になってないと良いですが・・・。

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